同業者の友人

2020-03-10

同業者の友人が1人だけいる。

貴重な友人。
なぜって、
なかなか同業者の人と友達になるのって難しいと思うから(私は、ね)

彼とは、仕事で行き詰まったとき
カフェで雑談することで、とても心救われる。

でも、プログラムで出来ない分野について相談したり
やり方を聞いたりすることはなしない。
そのときは、有料でお仕事としてお願いすると思う。

「思う」
と書いたのは、まだお願いしたことがないから。

できれば友人とは、一緒に仕事はしない方がいいと思っている
仕事って、よくもわるくもいろいろあるから
あって当たり前だから、
それでギクシャクしたくないから、
貴重な友人を失いたくないので、一緒に仕事はしない方がいいと思っている。

そしてプログラムのことを、あれこれ聞く行為は
例えば弁護士や税理士をしている友人に、無償で相談しているのと同じ行為と思うから、
仮に技術面を教えてほしいときは有償でお願いするのが礼儀と思っている。
親しき中にも礼儀あり

けれど、
昨日も(“も”と書いたのはそれ以前も、同じようなことがよくあるから)ある人から
「サーバーエラーがおきて、何が原因だと思いますか?」
という相談の電話があった。

口頭で済みそうなことは、可能性のあることを伝えることもあるけれど
作業をするとなったら別である。
エラーの原因なんて、特定するまでに数日から1ヶ月かかることもあるから、
どうしても有料でないと、難しい。
私も食べていかねばならないのだ。

案の定、これ以上は有料になる旨を伝えると曇った声になった。

悲しいかな。

だから、友達でいたい同業の友人とは
そして同業でなくても、
友達でなくても、
守っていきた領域があると常々思うのである

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