私はわたし

2024-03-30

昨日 3月29日は
30年前、お世話になった職場の上司(憧れの上司)の最後の勤務日だった。

私の父と同じくらいの年齢なんだけれど、バリバリ働いていらっしゃって、
大きなお金を動かす立場にもいたから、
癒着を疑われないためにも、誰とでも気軽に飲みに行けないと、
よく嘆いていらした。

私は全くの部外者なので、その点は、気が楽なのかな。

昭和天皇、平成天皇、そして令和天皇の来鹿の際
携わった演出の数々、舞台の数々、イベントの数々。
私にとっては、まったく雲の上の話。

娘が大学生の時、ボランティアで携わったイベントにも携わっていたため、
今度3人で、退職祝いをする予定。

とはいえ、娘のことは褒めても
30年前を含めて、私は一度も褒めてもらったことはない。
「お母さんを反面教師にして、育ったんだね。w」
と。

「ほんとにいいお嬢さんだよねえ」
と昨日、会いに行った時も言われたので
「私もいい子ですよ。」
と言ったら、ニヤッと笑っただけだった。

起業してからのこの20年。
思えば、いつか、この方に認めてもらいたいという気持ちもあって
近況などをよく報告していたけれど、
もう、そんなこと、どーでもよくなった┐( ´-ω-` )ㄏ

退職とはいえ、すでにいろいろ頼まれ事があるらしい。
「私と同じ、フリーランスですね。」
と言ったら、
そもそもフリーランスの意味を知っているのか知らないのか、
「明日からは、ただのじーちゃんよ。」
と笑っていた。

80歳近くても、現役で活動し続けているその背中は
今でも、憧れの上司のまま。

フリーランスのいいところは、バックに会社があるわけではないので、
フリーランスでいるかぎり、ただの”ひと”になることはない。
と思うのだけれど、いかがでしょう。

 

まあ、何にしても
私はわたし
である。(๑¯◡¯๑)

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